パソコンスペック解説! メモリの種類(RAM/ROM/HDD/SSD)


パソコンの詳細情報を見てみると、そのパソコンのスペックがまとまっているわけですが、いまいちこれらのスペックが表す意味がわからないと、本当に買うのによい商品なのか判別がつきづらいと思います。

そこで本記事は具体的商品を通して、各スペックの表す意味を考えてみます。
具体的商品を通して、スペックの意味を解説してみたシリーズのメモリ版です。

今回は下記の mouse computer の商品スペックにおける「メモリ」に焦点を当てています。
具体的には、「RAM」「ROM」「HDD」「SSD」に着目していきます!

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全体像

メモリの役割
データを一時的に記憶するためのものです。

メモリの分類
メモリの種類
大別すると、メモリは「電源OFFでデータが消える RAM (揮発性)」と「電源OFFでもデータが消えない ROM や ストレージ (不揮発性)」 に分けることができます。
さらに RAM は回路構成の違いにより DRAM と SRAM に、ストレージは保存方法の違いにより HDD と SSD に分けることができます。一般的に RAM と記載があったら DRAM を指します。

それでは以下で「RAM」「ROM」「ストレージ」とは何かをもう少し詳しくみていきます。

RAM

RAMは「Random Access Memory」の略で、電源OFFでデータ消失する”揮発性”メモリです。
RAMの容量は大きければ大きいほど快適に動作しますが、それだけお値段お高くなっちゃいます…。
メモリで最も重視すべきスペックと思います。

RAMは「作業する机の面積」で例えられることが多いです。机の面積が大きいと様々な道具や資料を置くことができ、一度に多くの作業ができます。

RAMも容量が大きくなるほど、
・ 複数のことを並行処理していても快適に動作可能
・ 処理速度向上
のような恩恵を受けられます。

具体的にどれだけの容量があるのが最適なのかといえば 8 GB ではないでしょうか。
基本的に 8 GB あれば、複数のことを同時並行で起動・操作しても動作の快適性は維持できます。
より大容量が必要になる場合は、3Dモデリングなどクリエイティブなことをソフトウェアで行う場合や、重いゲームをする場合などでしょう。

それ以上の容量のメモリは、データ量が重めのゲームであったり、ソフトを利用したい場合に検討するので十分と思います。
購入後にもっとメモリ容量が欲しくなるかも…!な方は、メモリ増設できる機種もありますから増設可のパソコンも検討の選択肢に入れるのがいいかもしれません。

下記に冒頭商品の RAM に関するスペックを抜き出してきた表を示します。
メモリスペック表

冒頭の PC の RAM のスペックは「DDR4という規格の SDRAMタイプの 16 GB」ですよ!ということを表しているのでした。ここで出てきた「最大メモリ容量」とは RAM 容量を増やしたいときに最大で64 GB まで増やせますよ!ということを表しています。このようなメモリを増やすことを”メモリ増設”と呼んでいます。

メモリ増設に関しては以下の記事も参考にして頂ければと思います。
メモリ増設するには何をどうすればいいのか…方法解説します!(ただいま執筆中)

また、DDR4 などのメモリの規格については、以下の記事も参考にして頂ければと思います。
メモリの規格にはどんなのがある?DDRについて(ただいま執筆中)

ROM

ROMは「Read Only Memory」の略で、電源OFFにしてもデータは消失しない”不揮発性”メモリです。読み出し専用のメモリで、自由に書き込むことは基本的にできません。

ただし、日本では自由に読み書きできるストレージに相当するメモリのことを ROM と呼称する場合があり、注意が必要です。
例えば下記の商品では、謳い文句では “ストレージ512GB” と記載されていますが、ページの下方に記載されている比較表にはストレージのことが “内蔵メモリ(ROM)” と記載されています。

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ROMの容量は特にこだわる必要はないと思います。Sumsung S23 (公式HPが開きます)iPhone 14 (公式HPが開きます) などのスペックの箇所には ROM の表記はありませんからね。

ストレージについては容量が大きくなるほど、多くの画像、動画、アプリなどを保存可能であり、容量が大きいほどメリットが大きいでしょう。
しかし、今の時代外付けで大容量のストレージを安価で購入できますから、ROMのスペックには拘り過ぎる必要はないと思います。例えば下記のように 256 GB の USB が 3000円程度、 2 TB の HDD が9000円程度ですからね (HDDは少し高いか…)。

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ストレージ

ストレージはROMのところでがっつり出てきましたが、データを自由に読み書きでき、かつ長期保管できるメモリです。電源OFFにしてもデータは消えません。スペック表で出てくる HDD や SSD がストレージです。

ストレージの大小で動作速度が大きく変化することはなく、RAMの代わりとなることはできません。
これはストレージの処理速度が RAM や CPU の処理速度に比べて著しく遅いからです。もし、ストレージに RAM などと同じ役割を与えたら、パソコンの動作が著しく遅くなってしまいます。

HDD
Hard Disk Drive の略で、磁気的にデータ保存するストレージの一種です。
以下のような特徴があります。
・ 低価格で大容量の製品ラインナップがある(メリット)
・ 磁気ヘッドが駆動する時間があるため SSD に比べて読み書きスピードが遅い (デメリット)
・ 回転数が大きいほど、読み書きスピードが速くなるが電力消費も大きくなる (デメリット)
・ 衝撃に弱い (デメリット)

SDD
Solid State Drive の略で、電気的にデータ保存するストレージの一種です。
以下のような特徴があります。
・ データ読み込み・書き込みが速い (メリット)
・ 駆動部品がないため、静音性が高く小型 (メリット)
・ 同容量の HDD と比べると価格が高い (デメリット)
・ 書き込みで次第に内部の絶縁体が劣化していく (デメリット)

下記に冒頭商品のストレージに関するスペックを抜き出してきた表を示します。
メモリスペック表

HDD容量と記載されていたり、ハードディスクの種類と記載されてあったりしていて、かなり紛らわしくなっていますが、冒頭の PC の ストレージのスペックは「1TB の SSD」がのっていますよ!ということですね。このように紛らわしいスペックを書いている商品ページもなくはないので比較検討する際はちょっと注意が必要ですね(笑)

※ 仮想メモリとしての活用が考えられます。
以下の記事で取り上げているので参考にして頂ければと思います。
仮想メモリとは?

後記

スペック確認する上では、商品ページのスペックに書かれていることがわかりづらいことがあるのがメモリの特徴ともいえます。困ったものですね。
基本的にメモリで重視すべきスペックは RAM と思いますから、比較する際は RAM の項をよく見て比較購入するのがいいでしょう。

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